中古車の走行距離は何kmが目安?失敗しない選び方を解説

中古車の走行距離は何kmが目安?失敗しない選び方を解説

中古車を探していると、走行距離3万kmの車もあれば、5万km、10万kmを超える車も見つかります。

「中古車なら何万kmまでが買い時なのか」「走行距離が少ない車を選べば安心なのか」と迷う方もいるでしょう。

中古車の走行距離を見るときは、1年あたり1万km前後がひとつの目安として使われます。5年落ちなら5万km、8年落ちなら8万km程度という見方です。

ただし、走行距離だけで車の状態は決まりません。

年式や整備履歴、これまでの使われ方も見ながら、自分の予算や乗る予定年数に合った1台を探す必要があります。

この記事では、中古車を選ぶときの走行距離の目安を距離別に紹介します。

目次
  1. 中古車の走行距離は「1年1万km」がひとつの目安
  2. 中古車は何万kmを選べばいい?走行距離別の特徴
  3. 走行距離だけではなく年式も確認する
  4. 走行距離が少なすぎる中古車にも注意する
  5. 中古車の走行距離は目的に合わせて選ぶ
  6. 中古車を買う前に走行距離と一緒に見たい項目
  7. 自分に合った走行距離から中古車を探そう

中古車の走行距離は「1年1万km」がひとつの目安

中古車の走行距離を見るときは、車の年式とセットで考えると判断しやすくなります。

目安として使われることが多いのが、年間1万km前後です。

車の経過年数走行距離の目安
3年約3万km
5年約5万km
7年約7万km
10年約10万km

たとえば、5年落ちで走行距離5万kmなら、年間1万km程度走ってきた計算です。

同じ5年落ちでも2万kmなら走行距離は少なめ、8万kmなら多めと見ることができます。

ここで気をつけたいのは、「目安より走っているから悪い車」とは限らない点です。

高速道路で長距離移動に使われていた車と、近距離の移動を繰り返していた車では、同じ走行距離でも使われ方が異なります。

メーターの数字は、中古車の状態を知るための材料のひとつとして考えるとよいでしょう。

中古車は何万kmを選べばいい?走行距離別の特徴

中古車選びでは、3万km、5万km、10万kmといった距離がひとつの区切りになります。

走行距離が少ないほど購入価格は高くなりやすく、距離が増えると価格が下がる傾向があります。

どの距離が合うかは、「状態」「価格」「何年乗る予定か」によって変わります。

3万km以下|状態を優先したい人向け

走行距離3万km以下の中古車は、走行による部品の消耗が少ない車を探したい人に向いています。

年式が新しければ、内装や外装に使用感が少ない車も見つけやすいでしょう。

購入後に長く乗る予定がある人にも候補となる距離です。

ただし、低走行の中古車は価格が高めに設定されることがあります。

新車との価格差が小さい車もあるため、支払総額を比べてから決めたいところです。

3万〜5万km|価格と状態の両方を見たい人向け

価格と走行距離のバランスを見ながら探したい場合は、3万〜5万km程度の中古車も候補になります。

走行距離が少なめの車を探しながら、低走行車より予算を抑えられる可能性があるためです。

5年落ちで5万km前後なら、年間1万kmという目安にも近くなります。

ただ、走行距離だけを理由に購入を決めるのは避けたいところです。点検記録や消耗品の状態も見ておきましょう。

5万〜10万km|購入価格を抑えたい人向け

予算を抑えて中古車を探したい場合は、5万〜10万kmも候補になります。

5万〜10万kmの中古車では、同じ車種・同じような年式の低走行車と比べて、価格が抑えられている車が見つかることがあります。

同じ予算でも、希望していた車種や上位グレードを選べるかもしれません。

確認したいのは、これまでの整備内容です。

オイル交換や定期点検が行われてきたか、タイヤやブレーキなどの消耗品がどの程度残っているかを見ます。

7万kmや8万kmだから避けるのではなく、「どのように整備されてきた車なのか」まで確認して選ぶのがポイントです。

10万km以上|価格だけでは決めない

走行距離が10万kmを超えた中古車は、価格を抑えやすい反面、部品交換が必要になるケースもあります。

車種によっては、10万km前後で交換時期を迎える部品があります。

購入前には整備記録を確認し、すでに交換された部品と、今後交換する可能性がある部品を販売店に聞いておくと費用を想定しやすくなります。

10万kmを超えていても、その数字だけで車の寿命が決まるわけではありません。整備履歴や現在の状態まで見て判断する必要があります。

関連記事:走行距離10万kmの中古車は大丈夫?購入前に確認したい7つのポイント

走行距離だけではなく年式も確認する

中古車を選ぶときによく迷うのが、「年式と走行距離のどちらを優先するか」です。

たとえば、次の2台があったとします。

  • 5年落ち・走行距離7万km
  • 10年落ち・走行距離3万km

走行距離だけを見れば、後者のほうが魅力的に見えるかもしれません。

ただ、車の部品は走らなくても経年劣化します。

ゴムや樹脂で作られた部品、油脂類などは時間の経過によって状態が変わるため、「走行距離が少ない=状態が良い」とは言い切れません。

年式と走行距離のどちらか片方だけで決めず、両方を見比べてください。

走行距離が少なすぎる中古車にも注意する

中古車では、走行距離が短いほど安心と思われがちです。

しかし、10年落ちなのに1万kmしか走っていないなど、年式に対して距離が極端に少ない車は確認しておきたい点があります。

長期間駐車されたままだった場合、バッテリーやタイヤ、ゴム部品などが劣化していることがあります。

走行距離が少ない車を見つけたら、過去の点検記録を確認してみてください。

定期的に点検を受けていたのか、長期間動かされていない時期があったのかが分かれば、その車の状態を判断しやすくなります。

中古車の走行距離は目的に合わせて選ぶ

何万kmの中古車を選ぶべきか迷ったら、自分が何を優先するか決めてみましょう。

希望走行距離の目安
状態を優先したい3万km前後まで
価格と状態のバランスを取りたい3万〜5万km程度
購入価格を抑えたい5万〜10万km程度
価格を優先して探したい10万km以上も候補

この表はあくまで探し始めるときの目安です。

同じ走行距離でも車種、年式、整備状況によって状態は変わります。

購入後に何年乗る予定なのかも考えてみてください。

年間1万km走る人が5年間乗るなら、購入時から約5万km増える計算です。

現在8万kmの車なら、5年後には13万km前後になる想定で、今後必要になりそうな整備や部品交換を確認しておくと予算を立てやすくなります。

中古車を買う前に走行距離と一緒に見たい項目

気になる中古車が見つかったら、走行距離とあわせて次の項目も見ておきましょう。

  • 年式
  • 定期点検整備記録簿
  • オイル交換などの整備履歴
  • 消耗品の交換状況
  • 修復歴
  • エンジンや足回りの状態
  • タイヤの残り溝

整備履歴が残っている車なら、過去にどのような管理を受けてきたのか確認できます。

可能であれば試乗し、エンジン音やブレーキ、ハンドル操作に違和感がないか見ておくのもひとつの方法です。

数字だけでは分からなかった車の状態が見えてきます。

自分に合った走行距離から中古車を探そう

中古車の走行距離は、年間1万km前後をひとつの目安として考えられます。

3万km以下なら状態を優先したい人、3万〜5万kmなら価格とのバランスを見たい人、5万〜10万kmなら購入価格を抑えたい人にとって探しやすい範囲です。

10万kmを超えた車も、整備履歴や現在の状態によっては候補になります。

中古車選びで見るのは、メーターに表示された数字だけではありません。

年式、これまでの整備内容、購入後に乗る年数まで照らし合わせると、自分に合った条件を絞り込みやすくなります。

まずは予算と希望する年式を決め、その中で走行距離の条件を調整してみてください。

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